どの階で稼いでも、払うのは残りの4人
稼ぎ方は4階建て。下位クラブは1階で安く買え、2階で倍率が高く、3階では狩る側に回れる。バーの長さは、順位をどれだけ動かしているかの実測値(→ A-1)。
4階ぶんに場外を足して、全員の平均を引く。だから5人の合計はいつでも0。誰かの+は、必ず誰かの−。
9か月先の1試合に、人は賭けられない
3か月ごとに決着38節をひと続きにすると、8月に決めたことの答え合わせが5月にしか来ない。だから3つに割った。期が終わるたびに収支を締めて、その場で金を清算する。
- どの節も同じ重さ。期が決めるのは「いつ精算するか」だけで、点の値段は38節ずっと変わらない
- 各期の5人の合計も0。だから3回、別々の勝ち負けが立つ。11月に沈んでも冬を取れば冬は取ったことになる
- 延期試合は日付ではなく節で数える。第10節が3月にずれ込んでも第1期。日付で決めると精算後に金額が動く
レートは11,000pt/勝点。5,000シーズン回した着地は 1位+37万/最下位−36万/±40万に収まる83%/誰かがバースト21%(→ A-1)。
72で終わっても、いつ稼いだかで金額が変わる
勝敗への効き 約36%抽選で1人4クラブ(5人参加の場合)。各クラブには開幕前に「ライン勝点」が置かれている。期が終わるたびに、その期で取った勝点と、ラインのその期ぶん(ライン × 節数 ÷ 38)を比べて締める。
- 勝てば +33,000pt、引き分けで +11,000pt、負ければ 0。ここまでは全クラブ同じ
- そのかわり1試合ごとに「ライン÷38」を引かれる。アーセナルなら1試合1.89点、ハルなら0.87点
- だからラインが高いクラブほど、負けたときの痛みが大きい。アーセナルを引いても得はしない
アーセナルの第1期の基準は 72×12÷38=22.7点。12節で23勝点取って、ようやくプラス。
毎週ひとつ選ぶ。当たれば3倍、外れても3倍
勝敗への効き 約28%毎節(週1回)、自分の持ちクラブから1つをキャプテンに指名する。そのクラブのその節の成績が、ライン基準で3倍に効く。指名を忘れた場合は、自動でライン最上位のクラブ(=いちばん振れないクラブ)が入る。
ラインが低いクラブほど1節の期待値が小さいので、勝ったときの上振れが大きい。ハルにつけて勝てば、アーセナルのほぼ倍。外せばそのぶん沈む。どれを選んでも期待値は同じで、変わるのは振れ幅だけ。
ハルがアーセナルを食った夜、77,500が動く
勝敗への効き 約10%2クラブのラインが 12以上 ひらいている試合で、ライン下位のクラブが勝ったときだけ発生する。負けた側の持ち主が、勝った側の持ち主に直接払う。引き分けは対象外、自分のクラブ同士なら0。
しきい値12と控除8は役割が違う。12は「番狂わせだ」と全員が納得する下限で、チェルシー(58)対トッテナム(50)の差8のような取りこぼしを落とす。控除8は崖をなくすため。控除なしだと差11で0pt・差12でいきなり3.0万ptになるが、控除8なら差12=10,000ptから滑らかに増える。
ライン差12以上の対戦は174試合。うち30試合は持ち主が同じで金が動かない。残り144試合から、年33回ほど番狂わせが出る計算。1試合1.0万〜7.8万pt、年間の総額は約84万pt。
イコライザー ― 持ちクラブの構成でついてしまう差を、開幕前に相殺する
ライン差だけで決めると、持ちクラブの構成による有利不利が残る。ハル(33)は17クラブから取れて誰にも払わないが、リヴァプール(67)は誰からも取れず13クラブに払う。弱いクラブを持つ人ほど3階で得をする。1階と2階はライン基準なので期待値が全員ゼロだが、3階だけはそうならない。
全380試合の勝敗確率から期待収支を出すと、丸山だけが年13.6万pt不利だった。持ちクラブの最下位がノッティンガム49で、取りにいける相手がいない。抽選のあやで、本人の判断とは関係ない。
そこで期待収支の符号を反転した固定値を、開幕時に3階へ置いておく。合計はぴったり0なので誰も得も損もしない。これで3階の期待値が全員ゼロになり、あとは実際の番狂わせだけが動く。
| 人 | 持ちクラブのライン | 期待収支 | イコライザー | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| 猿木 | 61 / 56 / 50 / 38 | +8.3万 | −82,800 | コヴェントリー(38)が14クラブから取れる |
| 中川 | 70 / 53 / 51 / 33 | +3.6万 | −36,100 | ハル(33)は17クラブから取れる。シティの支払いと相殺 |
| 小津 | 58 / 53 / 49 / 48 | +3.3万 | −32,600 | 全員が中位。取る機会も払う機会も少ない |
| 文箭 | 72 / 53 / 50 / 36 | −1.6万 | +15,900 | イプスウィッチで取る額と、アーセナルで払う額がほぼ釣り合う |
| 丸山 | 67 / 56 / 50 / 49 | −13.6万 | +135,600 | 最下位がノッティンガム49。取りにいける相手がいない |
全380試合の勝敗確率で計算すると、5人の期待値の開きは 13.6万pt → 100pt未満 になる(残るのは100pt単位に丸めたぶんだけ)。額はシーズン中ずっと固定。ただし満額を開幕時に置くと「まだ1試合もしていないのに丸山が13万pt勝っている」になるので、消化試合数に合わせて按分して入れ、最終節で満額に届く。
8月の5行が、9か月ぶんの差をつける
勝敗への効き 約26%当てるだけでは足りない。ひとりで当てないと1ptにもならない。5問すべてを1人だけ当てれば +99.2万pt――1位と最下位が9か月かけて作る差より大きい。外せば同じ額を払う。付録ではなく、順位を動かす割合でいうと3階の2.5倍ある。
8/31(月) 23:59 までに、全員が同じ設問へ回答する。前払いの拠出はなし。当てた人は、外した人ひとりにつき単価を受け取る。外した人は、当てた人ひとりにつき単価を払う。回答の重複は自由で、全員がアーセナルと書いてもいい――その場合は誰も1ptも動かない。
締め切りまで何度でも出し直せて、他人の回答は誰にも見えない。だから早く出しても損をしない。
「最初の解任」だけ判定が違う
- 9/1以降の解任だけを見る8月中の解任で答えが割れるのを避けるため
- 5人が挙げた5クラブの中でいちばん早く解任が出たクラブが正解プレミア20クラブの中での最速である必要はない。誰も挙げていないクラブが先に切っても、それは無視する
- だから該当者なしにはならない回答が割れているかぎり、必ず誰かが当たって誰かが払う
いま出ている5つの答えは全員バラバラなので、この設問は当たった1人が+16.0万、外した4人が−4.0万ずつで確定する。動くかどうかではなく、誰が動かすかだけが残っている。
これが「優勝はどこか」を賭けの中心に置かないための仕掛け。全員がアーセナルと書けば優勝設問は消滅するので、アーセナルとシティの奪い合いが起きない。動くのは、他人が書かないところを当てたときだけ。
| 設問 | 単価/人 | 1人だけ当てたら | 備考 |
|---|---|---|---|
| 優勝クラブ | 50,000 | +20.0万 | 全員一致なら誰も動かない |
| 得点王 | 50,000 | +20.0万 | 同点王は全員的中扱い |
| 降格3クラブ | 20,000 ×3 | +24.0万 | 1クラブずつ独立に判定 |
| CL出場圏(上位4)の4クラブ | 12,000 ×4 | +19.2万 | 順序は問わない |
| 9/1以降で最初に解任される監督のクラブ | 40,000 | +16.0万 | 5人の回答の中で最速。相互解任・休養も含む |
| 5問すべてを1人だけ当てたら | — | +99.2万 | 逆に1人だけ全部外すと −99.2万 |
プレミアの外でやった賭けも、同じ財布に入れる
精算日は4階と同じこの5人でやる賭けは、プレミアだけではない。そこで動いた金も、同じ帳簿に乗せる。別々に覚えておいて、別々に現金をやり取りするのが面倒だから。
- 1回ごとに合計0誰かの+は必ず誰かの−。プレミア側と同じ
- 起きた日で期が決まる11/29までの分は第1期、2/28までなら第2期。節は関係ない
- 精算日は同じ11/29・2/28・5/31に、プレミアの収支と足した通算で一度に清算する
- バーストも合算で見る−50万の床は、場外を足したあとの通算にかかる
中身は内訳タブの「場外」に1回ぶんずつ出ている。入れ忘れ・入れ間違いがあれば言ってほしい。合計が0にならない行があると、サイトはその場で止まって理由を出すので、黙ってずれることはない。
上限があるのは、負ける側だけ
11/29・2/28・5/31ただし −50万ptを下回ったら、そこで止める(確定は5月末)
金の動き
- 年3回。11/29・2/28・5/31、それぞれ節が終わった翌日
- 毎回そこまでの通算を清算し直して、前回との差額だけやり取りする。
その回に動く額 = いまの通算 − 前回精算したときの通算 - だから第1期で受け取った人が、第2期で一部返すこともある。帳簿は通算1本で、精算はそれを現金に合わせる作業
- プロップは5月に答え合わせなので、3回目にまとめて乗る。1回目・2回目では0のまま
床(バースト)
- 支払いは、いつでも通算 −50万ptで止まる。2月に通算−60万でも、その日払うのは50万まで
- 5月末に −40万まで戻していれば、払い過ぎた10万は返ってくる。免除が確定するのは最終節のあとだけ
- 上限があるのはマイナス側だけ。勝った人は受け取るだけで、4人が飛べば1人で200万取れる
- 免除された分はプラスの人から按分して引く。他のマイナスの人の支払いは増やさない ── 他人が飛んだせいで負担が増えるのは筋が通らない
5,000シーズン回すと、誰かが床に届くのは 21%(→ A-1)。5年に1回くらい。
勝っても足りない。予想より上でないと、1円も入らない
去年17位のスパーズに、50を付ける理由
誰かが手で決めた数字なら、5月まで文句を言われ続ける。だから式ひとつに任せる。ただし昨季1年だけを見ると、たまたま沈んだ年のクラブが安く買える。スパーズが昨季17位41ptでも、来季も41ptで終わると読むのは無理がある。だから直近3シーズンの平均勝点を使い、リーグ平均52ptへ0.35だけ引き戻す。昇格3クラブは昇格順に38 / 36 / 33。
| # | クラブ | 23-24 / 24-25 / 25-26 | 3季平均 | ライン | 1節あたり | ティア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20クラブ合計 | リーグ総勝点は例年1,040前後 | |||||
そのとおり。60 / 42 / 71 の平均57.7を式に通して56。昨季3位の71ptだけを見れば64だったが、その前は15位42ptだった。1年の当たり年に値段が釣られないための式なので、これは意図どおりの挙動。
プレミアにいたシーズンだけで平均を取る(サンダーランドは54.0、リーズは47.0の1季ぶん)。データが1年ぶんしかないと不安定に見えるが、実際には結果が動かない。
・回帰の重みを0.45〜0.85のどこに振っても、サンダーランドは53〜54、リーズは48〜50。
・横並びで見ても歪んでいない。サンダーランド(平均54.0)=ブライトン(3季平均54.0)=ともに53。リーズ(47.0)=ノッティンガム(3季平均47.0)=ともに49。3季ぶんあるクラブと同じ平均なら、同じラインになっている。
直近3シーズンに昇格した9クラブの1年目の勝点は 12・16・22・22・24・25・26・47・54。平均27.6を同じ式に通すと36になる。38 / 36 / 33 はその36を中心に昇格順で振ったもので、同じ式の上に乗っている。
サンダーランドは「昇格1年目に7位・54pt」という珍しいケースで、前例が少ない。2年目に伸びた例も落ちた例もあり、式では決められない。補正すると「誰かの読み」がラインに入るので、式のままにしてある。全員が合意するなら、この1クラブだけ動かすのはアリ。
20クラブのライン合計は1,053pt。プレミアの年間総勝点は例年1,040前後で、過不足はない。
ティアは抽選で1人ずつ配るための区分で、ジャイキリの判定には使わない。勝点は2023-24/2024-25/2025-26の最終順位表。プレミアにいなかったシーズンは平均から除く(リーズ・サンダーランドは1季ぶん)。同ラインの並びは3季平均→昨季勝点の順。
9か月続けられるかは、火曜の夜に決まる
面倒になった瞬間に、この遊びは死ぬ
9か月続く遊びを殺すのは、負けでも揉め事でもなく面倒くささ。だから毎週やることは1クラブ選ぶだけにした。結果はサイトが自動で取り込む。期が終わるたびに、その期の勝者と精算額だけグループに流せばいい。
- 自分の持ちクラブが最初にキックオフする時刻までにキャプテンを1クラブ指名
- 未指名ならライン最上位が自動で入る
- 指名の変更は自由(節が始まるまで)
- やることはない。結果は自動で入る
- 延期・中止が出たときだけ、節の対応を確認
- 気が向いたら順位をグループに流す
- 11/29・2/28・5/31 に、そこまでの通算を清算し直す
- 動かすのは前回との差額だけ。支払いは通算 −50万で止まる
- 金が動くのはここだけ。ふだんは帳簿が動くだけ
- プロップ5問の答え合わせが、ここでまとめて乗る
- バーストの確定。−50万を下回った分はここで免除
- 最下位が次シーズンの幹事
結果の取り込みは自動で回っている。 勝点・キャプテン・ジャイキリ・期別収支・精算額まで自動で出る。得点王だけは外部APIの明細が1試合5件で打ち切られて半分しか拾えなかったので、プレミアリーグ公式の得点ランキングを6時間ごとに取り込む形にしてある。
番狂わせは事故じゃない。値札がついている
疑うなら、自分で5,000回まわせばいい
「そう決めたから」で9か月は持たない。ここに置いてあるのは検算の道具で、条件を変えれば結果もその場で変わる。納得できなければ壊してほしい。
疑うなら、自分で5,000回まわせばいい
レートをいくつにするかは、感覚では決まらない。各クラブの勝点を「持続する読み違い」と「期ごとの調子」に分けて生成し、精算まで通して確かめた。スライダーを動かすと即座に再計算する。
終盤の倍率は、いまは1.0(全節が同じ重さ)。上げるほど終盤に重みが寄り、5月まで誰も勝ち逃げできなくなる代わりに、バーストの頻度が跳ね上がる。
※ 各クラブの勝点は、持続する読み違い(σ×0.45)と期ごとの調子(残り)に分けて生成し、リーグ総勝点1,045に正規化している。期を切ると後者だけが余分に効く。実際のシーズンはクラブ間に相関があるので、ここより少し幅が狭くなる。
幹事にも、出る目は動かせなかった
抽選は8月に済んでいて、下の20クラブがこのシーズンの持ち札。「あいつが回した」と一度でも思われたら終わりなので、全員がシードを1つずつ持ち寄った。5人の数字をSHA-256でハッシュ化し、その値だけで並びが決まる。同じ数字を入れれば誰の端末でも同じ結果が出る。方式は下のパネルで確かめられる。
| 人 | T1 | T2 | T3 | T4 | ライン合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 猿木 | アストン・ヴィラ 61 | マンチェスター・U 56 | トッテナム 50 | コヴェントリー 38 | 205 |
| 小津 | チェルシー 58 | ブライトン 53 | リーズ 49 | エヴァートン 48 | 208 |
| 文箭 | アーセナル 72 | ボーンマス 53 | クリスタル・パレス 50 | イプスウィッチ 36 | 211 |
| 丸山 | リヴァプール 67 | ニューカッスル 56 | ブレントフォード 50 | ノッティンガム・F 49 | 222 |
| 中川 | マンチェスター・シティ 70 | サンダーランド 53 | フラム 51 | ハル・シティ 33 | 207 |
ライン合計は205〜222でひらいているが、1階も2階も「実勝点 − ライン」で測るので有利にも不利にもならない。構成の差が出るのは3階だけで、そこはイコライザーで相殺済み(→ 01)。
強いのも弱いのも、ひとりに1つずつ
ライン順に並べた20クラブを人数ぶんのティアに割り、各ティアから1クラブずつ配る。全員が上位1・中位・下位1を必ず持つので、「上位総取り」も「下位だけ」も構造的に起きない。